
Parallels Desktop 26は、Mac上でWindowsやLinuxなどの仮想マシンを実行できる仮想化ソフトウェアの最新版です。
主な特徴は以下の通りです。
- macOS Tahoe 26への対応: 間もなくリリースされるmacOS Tahoe 26をプライマリーOSおよび仮想マシンとしてサポートしており、新しいmacOSが利用可能になった際にMacをアップグレードできます。macOS Tahoe 26を実行しているMacでは、すべてのアイコンがアップデートされ、外観と使用感が最適化されています。
- Windows 11 25H2への対応: Windows 11の最新バージョンである25H2にも対応しています。Windows側からMacの空きディスク容量を正確に評価できるようになり、大規模なWindowsソフトウェアのインストール後もMacの応答速度が低下しないように改善されました。
- 安定性の向上: CoherenceモードでのフルスクリーンWindowsアプリの動作が改善され、Macが通常通りスリープモードに移行できるようになりました。また、Windows 11仮想マシンで特定のゲームがクラッシュする問題も修正されています。
- Linuxディストリビューションのサポート: AppleシリコンMacおよびIntel Macの両方で、Ubuntu 24.04.2、Fedora 42、Debian 12.6、Kali 2024.2など、新しいLinuxディストリビューションのサポートが追加されました。
- 企業向け機能の強化: ITチーム向けの機能として、Parallels Desktop Enterprise Management Portalを通じた詳細なポリシー管理機能が追加され、共有フォルダ、USBアクセス、クリップボード共有、ネットワークモードなどの設定を一元的に適用できます。
なお、Parallels Desktop 26では、macOS 12 Montereyのサポート終了や、一部のカーネル拡張(kext)の非サポートなど、旧バージョンからの変更点もあります。
