
Enscape 3D v4.13.0は、建築家、デザイナー、エンジニア向けの強力なリアルタイムレンダリングおよびバーチャルリアリティプラグインです。このバージョンは2025年10月29日にリリースされ、設計ワークフローを加速し、よりスマートで持続可能な空間の設計を支援する新機能が導入されています。
✨ 主な新機能と改善点
Enscape 3D v4.13.0では、以下の新機能や改善点が盛り込まれています。
AIを活用した画像アップスケーリングが利用可能になりました。
Enscape Impactにおける熱的快適性分析
設計の初期段階で居住者にとっての快適性を評価できるようになりました。
予測平均評価(PMV)手法に基づき、空間が年間を通じてどのように機能するかを視覚化します。
これにより、設計者は情報に基づいた、快適性を重視したデザイン決定を行うことができます。
Enscape Impactからの分析レポートのエクスポート
ダッシュボードからの主要なデータと洞察を含む分析レポートをエクスポートできるようになりました。
これにより、設計案の共有、比較、プロジェクトのパフォーマンスの文書化が容易になります。
SketchUpへの外部モデルとして保存機能の復活
この機能がSketchUpに戻りました。
コンポーネントを軽量な外部ファイルとして保存でき、詳細なモデルをワイヤーフレームのプレースホルダーに置き換えることで、プロジェクトのパフォーマンスを向上させます。
Revitの.vrsceneエクスポートにおけるシーン階層名の改善
EnscapeのBIMモードの命名規則に合わせるため、.vrsceneファイルにエクスポートされるシーン階層パスが改善されました。
一意の要素IDが追加されなくなり、クリーンで一貫性のあるパスになりました。
AIによる画像アップスケーリング