
DropDMGは、macOS向けのディスクイメージ(.dmgファイル)作成ツールです。ファイルを圧縮して1つのファイルにまとめ、インターネットでの転送やバックアップに利用できます。AppleがMacソフトウェアの配布形式として推奨しており、Finderから直接内容にアクセスできる唯一のアーカイブ形式です。
📝 DropDMGの主な機能
簡単な操作性
フォルダやファイルをドラッグ&ドロップするだけで、DMGファイルの作成や変換ができます。
多様な形式に対応
圧縮された.dmgファイル、.sparsebundleファイル、.zip、.tar.gzアーカイブなど、さまざまな主要な形式をサポートしています。
高度なカスタマイズ
カスタムの背景画像、アイコン、ライセンス契約書、リッチテキスト形式の契約書、Appleが推奨するソフトウェアライセンス契約書など、多様なカスタマイズが可能です。
自動化と効率化
AppleScript、コマンドライン、Automatorなどを用いて自動化できます。マルチコアプロセッサに最適化された圧縮と暗号化機能があり、複数の操作を同時に実行できるため、バックグラウンドでの処理中に他の作業を続けることが可能です。
セキュリティ機能
GatekeeperとmacOS 10.12用に署名された.dmgディスクイメージを作成できます。これにより、ダウンロード後にmacOSが信頼できると判断し、アプリの動作を阻害する「アプリの移動」を防ぐことができます。
🆕 v3.7.1の変更点 (2025年11月14日現在)
DropDMG v3.7.1では、macOS Tahoe 26に対応するための更新が行われています。
- アイコンとUIの更新: アプリケーションアイコン、メニュー、ウィンドウがmacOS Tahoe 26と新しいLiquid Glassデザイン言語に合わせて更新されました。
- 新形式サポート: 新しいApple Sparse Image Format(ASIF)のディスクイメージファイルに対応しました。
- バグ修正: macOS Tahoe 26でのDockアイコンの表示不具合や、ディスクイメージ作成時のFinderウィンドウのパスバー表示に関する不具合が修正されています。
- コマンドラインツールの改善:
dropdmgコマンドラインツールのAppleイベント使用説明が追加されました。
